-続・幻の料理-
*まんカんぜんセき:ガルポスジャングル
・来たな。ようやく真の自由を勝ち取る決心をしたのであろう?
・ワシはこう見えても皇帝付きのシェフだったのだ
・えーっと…。言ってたっけ?ルカ君
・いや、覚えないけど…。それに皇帝だって?
・どーせフカシこいてんだろ!キノコの事はたまたま知ってただけでこんなヤツが料理人なワケがねェ!
・ワシのセンスと生活の知恵を伝統に融合させた、究極の様式美をな!
・気のせいかな。あのおじいさん、そこらの草をむしってるように見えるけど
・いや、セレーナは正しい。俺の目にもそう見える
・なんだコリャ?食べられる野草全集みたいになってんじゃねーか!
・しかし、あらゆる様式を取りまとめ、皇帝の舌を満たしたワシの技法、思い知るがいい
・ンだよ…、コレ…。超美味ェじゃん!
・(アンジュ、料理の感想言うのに魂込めすぎちゃってんだけど…、一体どうしちゃったの?)
・くそ…、悪かったよ。嘘つき呼ばわりしてさ
・漢(おとこ)気で全ての席を満たしたという故事から「まンカんぜんセき」とワシは呼んでいる
・なんだよ、そのデタラメっぽい表記は!
・…まあ、コーダさえ納得出来るならそれでいいんだけどね
*通称おいしおいし:テノス兵器工場~ナーオスの図書館~テノス(スキットだったな~)
・やあ、こんにちは。僕の飛行船は役立っているかい?
・あの、ごめんなさい、アルベールさん。唐突なんだけど、わたし達、今、幻のレシピを探しているの
・昔、各国が戦乱に明け暮れた時代に、聖女と呼ばれる女性がいたんだ
・へえ~、アンジュと一緒じゃん
・何を言うんだい?君は立派な「聖女」だと思うけどね
・脱線してるぞ、しかし。さあ、続きを話せー
・傷ついた兵士や、焼け出された難民を保護し、死を賭して守り抜いたらしいよ
・へえ、立派な人だね。それで、レシピというのは?
・その女性はとあるお菓子を作るのが上手だったらしく、彼女の偉業を語り継ぐため、レシピを広く配布した
・だけど、戦乱のおりに甘いお菓子はぜいたく品だったからね。大して広まらず消えて行ったらしい
・へえ、それは残念な話ね。じゃあ、やっぱりレシピは残ってないって事?
・めんどくせっ
・リカルドさん、今度は居眠りは厳禁ですよ?
・うわぁ、リカルドのおっちゃん、言われとるで~
・エルも!
・あ、これ…かな?
・「歴代聖女列伝 改訂版」という本に、ソレっぽい人が載っていたの
・「プリンと生クリーム、そしてチョコレートにフルーツ(特にバナナは不可欠)を用意して下さい」
・「そしてそれらをアイスクリームに乗っけて、なるべく高く美しく立派に盛り付けてみて下さい」だって
・って事ァ、野外では作れないんじゃねーのか?
・いや、アイスクリームを作る専用の器具、アイスクリーマーというそのままの名前の物があったはずだ
・「特製フルーツパフェ・ウィズ・ショコラバナーヌおいしおいし」だって
・ま、「おいしおいし」でいいんじゃねェ?
・そうね、そうしましょう。「通称おいしおいし」に決定!
・ただ、一つ問題がありまして。調理器具が一つ足りないの。アイスクリーマーが…
・なんだ!そんなものなら僕がいくらでも用意してあげられる
・(よっし!想像通り、チョロいヤツ!)
・(イリア、その笑顔。邪悪だよ…)
・大した事ないよ。聖女の手助けは、世界の救いに繋がる
・買い被り過ぎです。わたしの出来る事なんて、たかが知れていますもの…
・いや、僕は信じている。じゃあ、飛行船共々役立ててくれたまえよ
-スキット-
*スパーダとリカルド1:150
・あんた、なかなかの凄腕だな。一体どれだけの修羅場をくぐったんだ?
・いちいち数えていられるほど生易しい生き方をしちゃいない
・へえ…、よく今まで死ななかったものだ
・易々と死なせてもらえるほど俺の業は軽くはない。
・まだ人の死を看取らねばならんな
・………
・どうした?
・カッチョええ~!!そういうセリフ回しってさぁ、どうやって身に付けるんだ?
・………
・こういう言葉は生き方が反映する。ガキが真似た所で、軽佻浮簿な臭いセリフでしかない
・フン、年寄りのセリフは分別臭くてまいるぜ…
・真似をしてるつもりか?フン…、二度と言わせるな。所詮はガキの背伸びに過ぎんぞ
・うぉぉ、やっぱカッコええ!オレも低い声出す練習しとこっと
・………
*リカルドとエルマーナ1:150なんだろうな~
・ふわぁぁあああ…
・どうだ、しかし。眠気醒めたか?
・アカン、眠気醒ましの散歩に飽きて余計眠なって来たわぁ
・………
・むむ、そこいるのは誰だ!誰なんだ、しかし!
・俺だ
・なんやぁ、自分かいなぁ…。敵か思たわぁビックリさせんといてぇや
・フン、敵に出会いかねない所でフラフラ散歩をするお前が悪いのだ。ほら、さっさと戻れ
・むむう、コーダ戻るぞ、しかし
・ほら、ラルモ。お前も戻れ
・戻るけど…、ひょっとしてウチを見守ってくれてたんか?優しいやん
・勘違いするな
・そーか…、ウチやのぉてコーダを見守ってたんやな?
・違う!
・お前らを守るのが俺の仕事だからな。これは義務だ。優しいから、というわけじゃない
・またまたぁ、そんなん言うてからに。構へんやんか、優しい人や思われてた方が得やん
・損得より大切な物がある
・ふうん?ソレってなんやのん?
・それは……… 言葉には出来んものだ
・お、上手い言い逃れやなぁ。まあ、ええわ。ほな戻ろうかぁ
・ああ…
*イリアとエルマーナ1:150
・イリア姉ちゃんは背ぇ高ぉてエエなぁ~
・あんたはこれから伸びるでしょ?
・そないな保証、ドコにあんねんな。アカンわぁ、ウチは一生小さいままやねん、きっと
・そんな事ないってば。ほら、よく言うでしょ?娘は父親に似る、ってさぁ
・ほな、イリアは父親に似て背ぇ高いのん?
・うん、あたしのお父さん、結構背が高いのよ?スパーダより大きいぐらい
・俗説や思とった。ほんなら絶望的やなぁ…。ウチのおとん、小っさかってん
・あ、ああ、そう…。でも、そんなの俗説だって!
・おかんはデカかったで。リカルドぐらい
・デカッ!
・なんか評判の「のみ夫婦」やったらしいねん
・それは評判でしょうね…
*スパーダとアンジュ1:150なんだろう
・アンジュってさぁ、クソ真面目で面白みのない頭の固ェ女だと思ってたんだよな
・あら、なぜそう思ったの?
・だってよォ、「聖女」なんてそんなイメージだろ?
・それは偏見というものよ。卑劣で残忍で妖艶な女性でも教会に貢献さえすれば「聖女」扱いよ?
・ええ?マジで?ってか、アンタ妖艶で卑劣で妖艶で残忍で妖艶だったりすんのか?!
・ウフフフフ…、わりと、ね
・うぉぉおおお!スゲェエエ!!
・…とまあ、冗談を言う程度には聖女っぽくないかな、わたしって
・じょ、冗談ってどの部分だよっ!
・んー、そうね、スパーダ君が期待している部分かな
・…もっと幻想を見させてくれよォ
どこまで妄想っこなの君!!(笑)*僕とエルマーナ5:450
・うー…、なんかご飯が待ち遠しいなぁ
・エルは本当に食べるのが好きだねぇ
・そらそうや。ウチはアレやで、食うや食わずのその日暮らしをしとってんで?
・一杯食べてグーグー寝られるんが一番幸せやねん
・趣味とか無いの?
・趣味いうたら遊びやろ?遊ぶようなゆとりなんてあらへんかったわぁ
・…そうかぁ
・ウチの事、かわいそうなコやと思てるやろ?
・…うん
・ウチ、同情されるの好きや。だって優ししてくれんねんもん
・ふうん
・んで?
・え、何?
・兄ちゃんは具体的にどな優ししてくれんのん?
・やれやれ。同情泥棒ならぬ、同情強盗だね、それは
*5分以上かけての戦闘
・ふう…、やっぱわたし、戦闘に向いてないよね…
・エエやん、アンジュ姉ちゃんは後ろでゆっくりしとったら
・そ~よ。バトルなんて男達に任せておけばいいの
・あたし達はケツひっぱたいて急かしてやってりゃいいんだから
・せやなぁ。今回みたいにチンタラと戦っとったら文句言わんとな
・確かに、今回の戦闘はちょっとグダグダだったかも…
・反省して、キビキビと戦ってもらわないと!
・…だってさ。次から気合入れて戦闘してちょうだいね?
*ギルドランク9になったらでた。
・依頼を請け続けて…、もうどれくらいになるんだろう?
・あっ…、そういうたら…
・なンだよ?変な声出して
・ウチら、なんのために冒険に出てたんやったっけ?
・人の役に立つため… じゃない!
・あ、ヤベェヤベェ…。目的を忘れそうだった
・完全に忘れとったんちゃうの?まぁ、ギルドの依頼解決もええけどな、本職忘れたらアカンな
・僕等の本職ってなんだっけ?
・冒険の途中、怪物倒してお金巻き上げる事ちゃうかな?
・だったら、やってる事大して変わんねェなぁ~…
*霊薬キノコのスープ
・これが霊薬キノコスープか?
・そういや、あんた。生キノコ食べたでしょ?どんな味だったのよ
・渋くて苦くてすっぱくて、しかし、この世の生き地獄のような味だったぞー?
・く…、黙れ。口に運ぶ勇気が無くなりそうだ
・でも匂いは悪くないと思うよ?
・ああ、出汁が良く出ている。これが乾燥キノコの成果だろう
・んじゃ、食うぞー
・ふむ…
・なんて事ない普通のスープ… あれ?
・うおお!しかし、後味がスゴイぞ!
・飲み込んでから、味が戻って来るようだ…
・ウマっ!身体に染み渡るみたい!悪い部分が消えていくような感じ
・んー、コーダ満足したぞー
・しかし、この味を知るあの老人…。一体何者なんだ?
・ただの変人でしょ?
・同意したいが、只者じゃない事は確かだな…
*マーボカレー
・これがマーボカレー?いい匂いだなー、おい
・うわぁ…、匂いでもう口ん中辛なったわぁ
・なンだよ、エル。辛いもの苦手か?
・いや、別に。結構イケる口や思うで
・とりあえず食ってみようぜ
・これは…
・ンまっ!美味いぞ!しかし!
・この鮮烈な辛さ…。すごい後を引くな
・んまんま
・挽肉の味か、こりゃ。辛いだけじゃなく、口に美味しい味がペットリ残る感じだ
・んあ~、汗が出るぞー?しかしアツイ~
・汗が噴き出てくるぜ…。体ん中で火が点いたみてェだ
・なんだよ、エル。無口だな…
・や、止められへん!けど…
・み、水は?ウチ、今、水のためやったら少々の悪い事出来るで?
・ンまい!ンまいぞ~!!コーダ大満足!
・はひぃー…!!…なんか、身体が落ち着かへん…
・ヘン高揚作用でもあんのか?確かに、血の気の多い修行中の武芸者向きの食い物だぜ…
*宮廷フルコース
・これが宮廷フルコースだな!食うぞー、しかし!
・おい、作った端から並べるヤツがあるか!
・そーだぜ。一品ずつ味わって食わねーとな
・確か外側のナイフとフォークから使うんだったよな
・ああ、ハルトマンがそう言ってた気がする
・よし、ではいただこうか
・ああ、ウメェ~
・食品の吟味っぷりといい、料理の彩りといい、シェフは素晴らしい仕事をしている
・ああ、まったくだ。当家のお抱えにしたいぐらいだ
・んあー?
・この携帯用食器の使い込み具合はどうだ?高級品には出せぬくすみぶりだろう
・ああ、列席者もお里の知れぬうさん臭い顔ばかりだ。この席にふさわしい
・お前ら、しかし。さっきから何を言っている?
・こういう会話をしろって、ハルトマンに教わらなかったか?
・そういうものらしいな
・そんな話はヘンだ、しかし!メシが不味くならないか?
・然るべき場なら違和感は無いだろうが…
・ああ、ひそみにならっても仕方ねェよな…
*精進懐石
・これが精進懐石か~
・あら、色とりどりで奇麗じゃない?
・季節感を感じるね。でも見た目だけで美味しいかどうかはわからないよ?
・そんなの食べてみればいいのよ。早速いただきましょう
・んー、んまいなー、しかし
・じんわりと美味しい…
・薄味だけど、野菜本来の味ってやつなのかな。味わって食べたくなっちゃうよね
・一つの品に色んな技法が使われているみたい。これがおもてなしの精神なのね
・ありがたい気持ちになっちゃうよ。でも…
・もう全部食った!量が少なくないか?しかし
・う、うん…。お腹に優しいとは思うけど、お肉とかも一緒に食べたいよね
・でも、量が少ないのは一品一品を大切に食べるためじゃないかな?
・もてなしに対する感謝の気持ちを示す事になると思うの
・んあー、おかわり
・僕も
・………
・アンジュ、おかわりは?
・じゃ、じゃあ、わたしも…
*まんカんぜんセき
・しかし、コレがアレだなー?
・「マンかんぜんセき」ね
・あら、「まンカんぜんセき」よ?
・どーだっていいでしょ、そんなの!
・とにかく大変なレシピね、コレ。一品こっきりじゃないコース料理だから作る手間がものすごいのよ
・あのジジイはありあわせでパッパと作ってたけど、実はスゴイ事だったのね…
・とにかく食べるぞー、しかし
・………
・あら、美味し
・エキゾチックな味よねー。大胆なんだか繊細なんだかよくわかんないけど
・品数も多いし、お腹一杯ね
・さすが幻のレシピだなー。「マんかンゼんせき」は
・「まんかんぜんせキ」でしょ?
・だから「まンカんぜんセき」だって
・だーっ!もう、どうでもいいっての!!
*通称おいしおいし
・しかしこれが、アレ?えーっと…
・特製フルーツパフェ・ウィズ・ショコラバナ~ヌおいしおいし、だよ
・長ェって。通称おいしおいしだろ?
・とりあえず食ってみようぜ~
・じゃ、いただきまー… んあー?
・オホホホホ!このあたし達を差し置いてッ
・甘いものをコッソリ食べようなんて絶対許さないんだから
・ほな、いただきまーす ………
・甘っ
・ウマッ
・冷たー
・あー、やっぱ甘いものよねっ!明日への活力ってヤツ?
・女に生まれて良かった
・甘い物をむさぼり食って喜んでいるアホ面を、公然と何の恥じらいも無くさらす事が出来るんですもの♪
・あー、口ん中冷たいなー。味わからんようになって来たわ
・なあなあ、このチョコバナナ、ウチが食べてエエ?
・ダメ!
・駄目よっ
・かまへんやん。もーらいっ
・ああっ! …き・さ・ま!
・…裏切り者め!その血であがなわせてやる!
・ええ~?うそ~ん…。二人ともキャラちゃうやん…
・あ、逃げた!
・追うぞ!地の果てまで追い詰めてくれるっ
・なんだったの、あれは…
・女の戦いってなぁ…、醜いもんなんだな
・コーダ…、食べられなかったのが残念だぞ、しかし…
*伝説の料理人
・ゲフッ うー、腹一杯だなー、しかし。イリアについて来て良かったー。んまい物食べ放題だぞー?
・美味なる、物は飽くまで食す…。至福の極みであるな
・んあー?何者だ、しかし!
・美食に生き、美食に死す、究極の食文化の伝道師とはこの私。人呼んでワンダーシェフ!
・ワンワンシェフ?ああ、コーダに幻のレシピを教えてくれた人だなー?
・オーケー、君は名前を憶えるのが苦手なようだな
・ともかく幻のレシピ探求には飽くなき食への欲求が必要だ。君は美食に選ばれし者なのだ
・んあー?
・私の目に狂いは無かった。今後も食の大切さを伝え、そして更なる食文化への貢献に果たしてもらいたい
・おー、コーダ、食べるの好きだからなー、しかし
・美食に出会えば、私を思い出せ。私は常に美食と共にある
・さて、そろそろおやつの時間だ。おはぎを作らねば…、いやぼた餅か?まあ、どっちでもいいが
・ん、お前には感謝するぞー?
・では、さらばだ。コーダ君
・んー…、バイバイ、ワンワンシェ…フ…
・ねえ、コーダ。あれ?…寝てるみたいだ。夢見てるのかな、笑ってるよ
・ムカつく顔ねぇ。踏んづけて起こしてやろうか?
・か、可哀相だよぅ!
・ん…、なんだなんだ、しかし?
・チッ、起きやがった ご飯出来たよ
・ワンワンシェフは?
・は?えーっと…
・あんた、寝ぼけてんのね。とりあえず、ご飯食べなさいってば。あたし、手を洗ってこよーっと
・わーい、ごはんごはん~♪ほら、しかしルカ!さっさと行くぞ!
・うん…。で、さっき何て言ってたっけ?
・んあ?んー… 忘れちゃったぞー?しかし…
・いい加減だなぁ。ま、いいけどね